挑戦#3 観光バスリモート案内システム「REMO-CONE」
観光バスリモート案内システム「REMO-CONE(リモコネ)」は、バス1台につきバスガイドが1人ずつ乗務する従来の形とは異なり、バスガイドがいる基地局と観光バス車内をリモートでつなぎ、1人のバスガイドが複数のバスを同時にご案内するサービスです。
コロナ後の観光需要回復を背景に、質の高いガイドサービスを持続可能な形で提供する新たな仕組みとして、NTT西日本株式会社と連携し考案したものです。
2023年11月21日から12月10日までのトライアル運行において、12団体(延べ79台)にご利用いただいた後、2024年5月9日より本格稼働を開始いたしました。
2026年現在、修学旅行をはじめとした旅行や観光でご利用いただく観光バスの車内において、多数ご利用いただいております。
観光バスリモート案内システム「REMO-CONE」では、遠隔案内基地局と観光バス車内をつなぐシステムの導入により、1人のバスガイドが複数のバスを同時にご案内することが可能です。
モニター越しながら車内のお客さまが基地局のバスガイドとコミュニケーションを取ることもでき、今までと変わらずご質問やお問合せにもリアルタイムにお応えします。また、車内では修学旅行生と年齢が近い大学生等の「交流ナビゲーター」が同乗し、目的地までのアテンド等、バスガイドに代わってお客さまをサポートいたします。
バスガイド自身がご案内するだけでなく、動画コンテンツの一括発信や、バス間のコミュニケーションも可能なため、お客様の要望に合わせた、より多角的で充実した新たなコンテンツをご提供いたします。
複数のバス車内と同時に連携が可能な本システムの特徴により、バス車内での時間が、より楽しく充実したものになります。
2026年8月1日よりは、サービスの内容や「先進性」「信頼感」を直感的にご理解いただけるよう、従来「観光バスリモート案内システム」としていたサービス名称を「REMO-CONE(リモコネ)」に改めるとともに、ロゴマークを新たに導入します。

また、あわせて、「観光バスリモート案内システム」における新たな取組みとして、インバウンド観光ツアーのお客様向けに、ポケトーク株式会社のAI同時通訳サービス「ポケトーク-Sentio(センティオ)」を用いた多言語ガイド案内サービスの提供を開始いたします。
奈良交通は、観光DX(デジタル・トランスフォーメーション)を通じて観光バスサービスのさらなる価値向上を図るべく、「REMO-CONE」に多言語ガイド案内サービスを導入し、訪日観光客の満足度向上を図ることにより、関西の観光力向上と地域活性化への貢献を目指してまいります。
担当者の想い
自動車事業本部 観光事業部
貸切バスグループ
O・Kグループ長
時代とともにバスガイド(案内業務)に対する要望が変化していることを感じ始め、NTT西日本様に「新しい案内サービスを作り上げたいので、ご協力いただきたい」と申し入れて、「観光バスリモート案内システム」が誕生しました。
観光バスリモート案内システム「REMO-CONE」では、バスガイド自身がご案内するだけでなく、動画コンテンツの一括発信や、バス間のコミュニケーションも可能で、お客様の要望に合わせた、より多角的で充実した新たなコンテンツを提供することが可能になりました。
また、検討当初から、リモート案内だけではお客様の満足度を満たせないと考えていました。観光バスリモート案内システム「REMO-CONE」では、「交流ナビゲーター」が皆様にご同行いたします。
交流ナビゲーターは、ご案内以外の従来のバスガイド業務(立ち寄り地での先導や点呼など)を実施して皆様の旅に寄り添います。
バスガイドが充実した観光案内を遠隔より実施するだけでなく、お客様の誘導や補助を行う観光ナビゲーターの存在により、「人との触れ合い」という旅の醍醐味も取りこぼさない仕組みになっています。
今後も、複数のバス車内と同時に連携が可能な本システムの特長を生かしながら、バス車内での時間を、より楽しく充実したものとするコンテンツの開発・提供に取り組んでまいります。